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□ 創作小説 □

雑記+浮遊する夜

こんばんは。

今日は古本屋で色色と買って来ました。

・志賀直哉「清兵衛と瓢箪・小僧の神様」(集英社文庫、2011年)
・中原中也「中原中也全詩集」(角川文庫、2008年)
・森鴎外「舞姫・うたかたの記」(角川文庫、1990年)
・養老孟司「からだの見方」(ちくま文庫、1996年)
・茂木健一郎「脳と仮想」(新潮文庫、2009年)
・横溝正史「三つ首塔」(角川文庫、1978年)
・横溝正史「夜歩く」(角川文庫、1977年)

以上が、今日買って来た本です。

横溝正史は完全に趣味ですが、他はこれから必要となるかもしれないのでとにかく買って読むことにしました。
現在読んでいるのは志賀直哉の短編集(リスト一番上)です。志賀直哉は前に全集か何かで読んだことがありますが、だいぶ昔なので殆ど覚えておらず、新鮮な気持で読んでいます。
やはり志賀直哉は良いですね。読みやすいですし、登場人物に好感を持てます。何より清々しい文章だと感じます。
これから、一日一冊ペースで読んでしまいたいと思っています。

話は変わりますが、今日もまた、文章をあげたいと思います。
タイトルは「浮遊する夜」。小説ではありません。かといってこれを「詩」と呼ぶのには個人的に抵抗があります。ですので、「じゃあ何なの」と聞かれたら、「短文集だ」と答えたいと考えています。
「浮遊する夜」は、前回に引き続いて部誌用に書いたものです。「夜」をテーマにした、四つの短文から成っています。短文ですのでものの数分で読めてしまいます。(投稿サイトであるノベリストにも投稿しております。ノベリストへはトップのリンクから飛べるようになっています)

それでは、通常ブログ画面の方は追記から、それ以外の方はそのままスクロールして、どうぞご覧ください。

浮遊する夜

誰もいない川面に二人で映る
黄色い顔の男と私
黄金が滲む水面に船を浮かべて
眠ろう

月に浸る


今日は流星が降るぞ、と
人々がにわかに叫びだした
今日は流星が降るんだ
窓を閉めろ、灯りを消せ
今日は流星が降るんだ
そしてその夜、流星はその街に降り注いだ
滝のような流星群に打たれて
街は一瞬で消えてしまった
これがその写真さ、と
天文学者は自慢げだった

星を流す


月の上からあの子が呼ぶので
僕は屋上から手を伸ばしてみました
掴んだのは一粒の星だけで
あの子はもうどこにもいませんでした
それで、僕は探してみたのです
それで、高い高い夜空の天辺に
口を赤く染めた月を見つけたのです

月を染める


世界は今の今まで暗闇だった
それが、見る間に明るくなっていく
夜が終ってしまう
私は悲しくなる
薄れ行く月明かりと星星の瞬き
遠のいていく静けさ
夜が行ってしまう
私は夜を追いかけて
大きく一歩、踏み出した

夜を追う
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Date:2013/01/22
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UserTag: 創作  *  ノベリスト  短文  散文        読書  古本 
Thema:オリジナル小説
Janre:小説・文学

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